聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

ミツバチの社会

人類にとって運命共同体である、ミツバチの社会は本当に規則で仕切られた世界です。。


この秩序の土台の上で私達は食物の恩恵をいただいています。



他家受粉を手伝うミツバチはメスだけです。一年中無休で花の蜜を集めるキャリアウーマン達です。またハチは六角形のお部屋を見事に作りますが、これにもリーズナブルな理由があるようです。すごく賢い昆虫ですよね。。

雄ハチですが、空中を高く飛び回りながら女王ハチと交尾をし、その精子が漏れないよう自身の針を蓋として捧げたあと、すぐに死んでしまうのです。種の役目をしたらそれでおしまい。

愛と性と死がワンセットなのです。また、交尾ができないオス蜂も、一定の期間を過ぎると働き蜂によって巣から追い出されます。

なんて厳しい世界なのでしょう。。


また、ミツバチの世界では、1つの巣に女王蜂は1匹というルールがあるため、基本的に旧女王蜂と新女王蜂は共存することができません。それゆえに、分蜂という現象が起こります。


働き蜂の役割は年功序列制であり、若い働き蜂は巣の中の仕事を行い、寿命が近くなった高齢働き蜂は外部に餌の確保に出て行くという風に変化していくのが特徴です。普通は逆だろうが、、、と思います。思いやり無しです、年長者をいたわらんと。

ほんとに厳しい世界です。

また、女王蜂が出産する卵の数や性別は、実は働き蜂によって管理されています。


その仕組みとしては、働き蜂が産卵するべき卵の数だけ幼虫を育てる穴を作り、必要とする種類の蜂に合わせて巣の種類を変えるというものです。またハチの巣の六角形は、部屋をたくさん並べても、幼虫が中に入っても、一番無駄なスペースができない空間になります。

この仕事を全うするために、働き雌バチは子供を産みません。一切無駄なし非常に合理的な生き物です。


個人的ですが、、私はこのようなハチの社会にはついていけませんね。。単独行動するハチの種類もいるそうですが、私はそのタイプです。笑

ミツバチの生態について調べたらキリがありません。でも、この確固たる高い社会階級システムがあってこそ、私たちの食物は確保されるのですね。

神が与えた海のおやつ。 クラゲ

なぜクラゲは存在するのだろう?

と、考えたことがしばしばあります。

日本食や中華料理の食材であったり、お盆の時期になると海水浴場にたくさん現れてニュースになったりと、私たちの日常生活にも関わりのある生き物の一つです。

海には約4000種類のクラゲが存在してるそうです。



クラゲはプヨプヨゼラチン質、水分95パーセント、一匹たったの5カロリーの栄養分の乏しさから、海における食物網から最末端に位置し、ほとんどその役割が無視されてきた存在でした。 それがなんと、今研究で新たにわかった事なのですが、実は海の生き物に大人気な餌だったのです。低カロリーにゼリー質、1匹27キロでお腹が満腹になるいうことで、海の生物たちにとって間食つまり、おやつのような存在だったのです。

神は海の生物たちにデザート、おやつも準備してたのですね。英語でゼリーフィッシュといいますが、まさしくその通りですね。




ペンギン、マグロ、アホウドリ、ウミガメ、マンボウ、サメなど約5000種類の魚たちにとって大好物なおやつだったのです。


しかし、人間の生活をおびやかす脅威を持つ存在でもあります。

海水の温度が上がるほど、増えていく生命力の強いクラゲなのです。産卵数も多いです、雌が一日産む数はなんと4万5000個、、なのでクラゲを餌として捕獲する魚たちを無制限で乱獲、獲り放題すると、クラゲが大量発生して他の海洋生物に打撃を与えるというのです。

クラゲの発生が海洋生態系を破壊して、そのうち世界の海はクラゲの海と化してしまうのではという懸念されてます。


なので日本では、クラゲを積極的に利用する取り組みが進んでおります。

また、クラゲには赤潮プランクトンを破壊するような成分もあることがわかってきました。


赤潮駆除剤として、イセエビ養殖の初期餌料として、私達がいただく食用としてもこれからの活躍が期待できますね。

また、スローテンポな泳ぎや傘の拍動、不思議な形からくる神秘性が、自律神経を整え、忙しい現代の私たちを癒す効果があるようです。


驚いたのは、、クラゲには脳みそも心臓もありません。ただ、神経と反射で生きてるのです。。。目はありますが、物を認識することができないのです。体のほとんどが水で、脳ミソが無くても、オスとメスが夫婦になる愛の本性をもって生殖器もあるのです。

相手も間違えないのです。。

科学者たちは、愛は脳の錯覚だ。と言ってましたが、クラゲのことをどう考えるのでしょうか、、。


本当に不思議で神秘な生き物ですよね。


たくさんの絶滅危機にある魚たちとは逆に、勢いよく繁殖成長しているクラゲの新たな利用と研究がもとめられてますね。

神が創った海洋生態系

聖書 天地創造 1章20節
神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、、」。
21 節
神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、、。見て、良しとされた。
22 節
神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海たる水に満ちよ、」。


これらの聖句はもちろん、海洋生態系、海洋学のことを示しております。そして、22節の
「ふえよ,満ちよ」によって成り立つのです。
しかし、これらの聖句が記された当時、海洋学など存在しておりません。海には魚が泳いでる、、くらいにしか考えなかったでしょう。日本の海洋学はヨーロッパより100年遅れて、1870年初めて海軍で水路作業が実施され、水路部が創設され、海洋観測が始まりました。1929年には農林省に水産試験場ができ、1941年に日本海洋学会が設立されました。


では聖句を見ていきましょう。
ーー海の大いなる獣、


これは、文字通り海獣、海の哺乳類たちを意味します。
クジラ、イルカ、アザラシ、ラッコなどです。


ーー水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造、


海洋生態系のことですね。そして、種類にしたがって創造のことですが、一体何種類だと思われますか?
最近の調査で分かったのですが、微生物から大型哺乳類まで合わせてなんと
100万種類以上


そのうち甲殻類が最も多く全体の5分の一を占めてます。魚類は
1万6764種類
これは、確認の段階で、まだ未発見の魚も5000種に上ると推計されてます。


クラゲだけでも
4000種
ヒトデも
2000種


貝類
10万種


熱帯魚
2000種


そして海洋生態系を支える重要なプランクトン、


約15万種類


全く気の遠くなるような種類の多さです。。無数の一言に尽きます。海のことは知れば知るほどに、「私たち人類はまだ何も知らない」ということを強く思い知らされることになりますね。
21世紀最新の技術と機器のもとで、全世界の研究者たちで素晴らしい成果を上げましたが、これでも海の全貌のごく一端を明かしたに過ぎません。


これだけのものを、長い年月をかけて神は種類にしたがって創造したのです。聖書では第5日めのたった一日で創られたように記されてますが、事実は全く違います。
また、ここで考えていただきたいことは、各種類必ずオスとメス、様相の違う2種類が存在してることです。それを考慮してみると、掛ける×2なのでトータル
200万種類以上
神はそれぞれの生物のペアに、人間に似せたユニークな夫婦愛と生殖機能を与えられました。その生物たちはこれほど多様な生き物がいても、愛の相手を間違えません。
また膨大なこの海洋生態系を、15万種類のプランクトン夫婦たちが、食物連鎖の生産者として支えています。
先回も書きましたが、クジラは生態系のトップですが、クジラも自分の死骸を最後、海に捧げて貢献しております。オキアミのかたまりですものね。栄養バッチリです。


このように生態系のトップとボトムの存在は循環して海全体を支えあっているのです。
これが創造主、神の知恵であり、全能性であります。