聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

神が与えた海のおやつ。 クラゲ

なぜクラゲは存在するのだろう?

と、考えたことがしばしばあります。

日本食や中華料理の食材であったり、お盆の時期になると海水浴場にたくさん現れてニュースになったりと、私たちの日常生活にも関わりのある生き物の一つです。

海には約4000種類のクラゲが存在してるそうです。



クラゲはプヨプヨゼラチン質、水分95パーセント、一匹たったの5カロリーの栄養分の乏しさから、海における食物網から最末端に位置し、ほとんどその役割が無視されてきた存在でした。 それがなんと、今研究で新たにわかった事なのですが、実は海の生き物に大人気な餌だったのです。低カロリーにゼリー質、1匹27キロでお腹が満腹になるいうことで、海の生物たちにとって間食つまり、おやつのような存在だったのです。

神は海の生物たちにデザート、おやつも準備してたのですね。英語でゼリーフィッシュといいますが、まさしくその通りですね。




ペンギン、マグロ、アホウドリ、ウミガメ、マンボウ、サメなど約5000種類の魚たちにとって大好物なおやつだったのです。


しかし、人間の生活をおびやかす脅威を持つ存在でもあります。

海水の温度が上がるほど、増えていく生命力の強いクラゲなのです。産卵数も多いです、雌が一日産む数はなんと4万5000個、、なのでクラゲを餌として捕獲する魚たちを無制限で乱獲、獲り放題すると、クラゲが大量発生して他の海洋生物に打撃を与えるというのです。

クラゲの発生が海洋生態系を破壊して、そのうち世界の海はクラゲの海と化してしまうのではという懸念されてます。


なので日本では、クラゲを積極的に利用する取り組みが進んでおります。

また、クラゲには赤潮プランクトンを破壊するような成分もあることがわかってきました。


赤潮駆除剤として、イセエビ養殖の初期餌料として、私達がいただく食用としてもこれからの活躍が期待できますね。

また、スローテンポな泳ぎや傘の拍動、不思議な形からくる神秘性が、自律神経を整え、忙しい現代の私たちを癒す効果があるようです。


驚いたのは、、クラゲには脳みそも心臓もありません。ただ、神経と反射で生きてるのです。。。目はありますが、物を認識することができないのです。体のほとんどが水で、脳ミソが無くても、オスとメスが夫婦になる愛の本性をもって生殖器もあるのです。

相手も間違えないのです。。

科学者たちは、愛は脳の錯覚だ。と言ってましたが、クラゲのことをどう考えるのでしょうか、、。


本当に不思議で神秘な生き物ですよね。


たくさんの絶滅危機にある魚たちとは逆に、勢いよく繁殖成長しているクラゲの新たな利用と研究がもとめられてますね。