聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

神が創った海洋生態系

聖書 天地創造 1章20節
神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、、」。
21 節
神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、、。見て、良しとされた。
22 節
神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海たる水に満ちよ、」。


これらの聖句はもちろん、海洋生態系、海洋学のことを示しております。そして、22節の
「ふえよ,満ちよ」によって成り立つのです。
しかし、これらの聖句が記された当時、海洋学など存在しておりません。海には魚が泳いでる、、くらいにしか考えなかったでしょう。日本の海洋学はヨーロッパより100年遅れて、1870年初めて海軍で水路作業が実施され、水路部が創設され、海洋観測が始まりました。1929年には農林省に水産試験場ができ、1941年に日本海洋学会が設立されました。


では聖句を見ていきましょう。
ーー海の大いなる獣、


これは、文字通り海獣、海の哺乳類たちを意味します。
クジラ、イルカ、アザラシ、ラッコなどです。


ーー水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造、


海洋生態系のことですね。そして、種類にしたがって創造のことですが、一体何種類だと思われますか?
最近の調査で分かったのですが、微生物から大型哺乳類まで合わせてなんと
100万種類以上


そのうち甲殻類が最も多く全体の5分の一を占めてます。魚類は
1万6764種類
これは、確認の段階で、まだ未発見の魚も5000種に上ると推計されてます。


クラゲだけでも
4000種
ヒトデも
2000種


貝類
10万種


熱帯魚
2000種


そして海洋生態系を支える重要なプランクトン、


約15万種類


全く気の遠くなるような種類の多さです。。無数の一言に尽きます。海のことは知れば知るほどに、「私たち人類はまだ何も知らない」ということを強く思い知らされることになりますね。
21世紀最新の技術と機器のもとで、全世界の研究者たちで素晴らしい成果を上げましたが、これでも海の全貌のごく一端を明かしたに過ぎません。


これだけのものを、長い年月をかけて神は種類にしたがって創造したのです。聖書では第5日めのたった一日で創られたように記されてますが、事実は全く違います。
また、ここで考えていただきたいことは、各種類必ずオスとメス、様相の違う2種類が存在してることです。それを考慮してみると、掛ける×2なのでトータル
200万種類以上
神はそれぞれの生物のペアに、人間に似せたユニークな夫婦愛と生殖機能を与えられました。その生物たちはこれほど多様な生き物がいても、愛の相手を間違えません。
また膨大なこの海洋生態系を、15万種類のプランクトン夫婦たちが、食物連鎖の生産者として支えています。
先回も書きましたが、クジラは生態系のトップですが、クジラも自分の死骸を最後、海に捧げて貢献しております。オキアミのかたまりですものね。栄養バッチリです。


このように生態系のトップとボトムの存在は循環して海全体を支えあっているのです。
これが創造主、神の知恵であり、全能性であります。