聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

ゴキブリ夫婦の役割

神がゴキブリにも性フェロモンを与えたなら、彼らの存在に何か役割があるのだろうか、、とても気になりました。


人類の永遠の害虫敵とも言われ、家の中での嫌われ者ナンバー1、名前さえも嫌悪され"G " とも呼ばれている、そのゴキブリの歴史はとても古いです。


ゴキブリは2億6000万年前から生存していたと言われています。発見された化石と比較しても現在の姿とほとんど変わらないとも言われており、まさに「生きた化石」です。

又、名前の由来の正式名称は明治時代まで


"ゴキカブリ" 御器噛


です。



私達が見かけるゴキブリはクロゴキブリ、ヤマトゴキブリ等などが正式名です。

水一敵あれば数週間は生き続けることのできるとても強い生命力を持っております。脳は頭にありますが、胸にも大きな神経の集まり(神経球)があるので、脳がつぶれても一時的に手足を動かすことができます。実にしぶとい生き物です。。


ところで、一体何の役に立っているのでしょうか?


見た目が気持ち悪いだけでなく、サルモネラやコレラなど、食中毒のもととなる菌をまき散らすゴキブリ。

ところが 熱帯雨林ではもっと数多くの種類が存在し、落ち葉や朽ち木の重要な森の分解者として、生態系の物質循環の役割を担っています。また動物の死骸、針葉樹や風化した朽ち木もよく食べて有機物を分解して土に還しているのです。実はダニも同じ役割をしています。

また、クモや爬虫類などのエサとなることで生態系を支えています。もしこれらのゴキブリがすべて消えれば、腐廃物質の分解速度が遅くなり、植物の繁殖力にも影響が出て、ドミノ倒しで生態系に影響が出るというわけです。

また、その生命力の強さのため、世界中で実験にも使われています。そして、栄養価の高さから、スーパーフードの種類も存在します。そういえば、日本には昆虫レストランてありますよね。




なんと重要な生き物でしょう。。それなら森林にだけいてほしいものですね。


前回書いたようにゴキブリは、動物界最高レベルの嗅覚を持っております。、なので、ご飯の匂いにつられて行動し、室内に侵入してくるのであります。また湿度と温度が高いところを好みます。小さな脳を持っていますが、学習する生き物です。心地良い場所を見つければ集合フェロモンで仲間も呼び集めます。



私はノルウェーにおりますが、乾燥気候なのか確かにゴキブリを見たことがありません。その代わり銀色に輝く"紙虫" 、別名"きらら虫" を多く家の中で見かけます。。湿度関係なく存在することができ、その嫌悪感と生命力はゴキブリ以上かもです。。私の住んでおりますアパート皆全体でその退治、駆除で必死であります。-_-





どちらにしても、部屋の中を整理して清潔に保つことが大切ですね。

このように、どんなに気持ち悪い昆虫もペアで存在して、自然に貢献しているのです。