聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

愛の媒酌人 昆虫たち。。

前回書きました、植物界で、野菜、果実、穀物、、ほとんどが他家受粉で実ができるのであります。
それは虫媒花、風媒花、鳥媒花。


これは自分の花粉では子供(実)を作らない神が定められた植物界の愛の秩序であります。


常に新しいより良い種を作りたいと願っている花たちです。自身の花粉がついても受精拒否の植物もあります。
その他家受粉、婚活成功のために、花に蜜を準備したり、昆虫たちの気を引くように美しく咲いている花たちです。


ミツハチ、スズメバチ、ガ、チョウ達がこの植物界の重要な愛の媒酌人であります。


またミツハチは世界の食料の90パーセントをしめる100種類の作物のうち、この70パーセントの受粉を手掛けているのです。
驚きです。。。
人間は 人類始まって以来、この無料のサービスを当然のように受けてきました。


虫媒花の食物をあげれば、
アーモンド、イチゴ、メロン、スイカ、ブルーベリー,リンゴ、チョコレート、など数え切れません。


 彼らが受粉を手伝ってくれなければ世界は食料危機にさらされるでしょう。。人工受粉だけでは到底生産は追いつきません。農家の方々もハチや昆虫たちの生産力に頭が上がりません。ミツバチは生態系だけでなく人類にとって大切な役割をしているのです。


昆虫達と私たち人間は実に運命共同体です。


また、綿の花の受粉ですが、花粉が重いため風による受粉は無理なので、やはりハチの助けが必要です。



ハチは花の蜜を集めているのではなく、私たちに食物、衣服を与えていたのですね。


生き生きと生えている果実の木でも、受粉してくれる昆虫達がいなければ、実を結びことができません。


聖句
見よ、全地 に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。 それがあなたたちの食べ物となる、、


この時、神はすでに全ての昆虫を準備しておいたのです。また、当時今よりもたくさんのハチや昆虫が飛び回っていたことでしょう。。。


ちなみに、ハチの産卵数は 10万個ー数億個です。
この数をみても、ハチが重要な役割をしめてるのがわかります。


虫たちだけではありません、天然バナナ、グアバ、マンゴー、サボテンの受粉にコウモリも活躍してるのですね。


今や、花粉を媒介する動物が絶滅する速さは加速して100~1000倍になっているそうです。花粉を媒介する動物絶滅40パーセント、特にハチとチョウは世界中で絶滅の危機に瀕しているというのです。日本には養蜂ビジネスがあり、蜂の巣をレンタルしてるそうですね。
でも、もしこの地上にハチが姿を消したら、、、人類はどうなるのでしょう。。


ハチたちが存在することのできる自然環境を守りたいですね。