聖書天地創造と科学と陰陽道は一つ

聖書と陰陽と科学のつながりを考えます。

契りは繁殖の為に。神が与えたタコの人生

万物界、動物界におきまして人間と明らかに違う点があります、、動物界は繁殖の為のみに自身の生殖器を使ってるところです。
神の祝福の聖句、天地創造1章22節


うめよ、ふえよ、海に満ちよ、鳥は地に増えよ。。


神は万物世界生き物達に、夫婦の契り、性行為を繁殖の為にのみ許されました。


事実、動物界、昆虫や魚界では切ない、限られた夫婦の契りの現実が存在しています。
生涯、繁殖の為にたった一回だけしか夫婦関係を持つことを許されてないのです。神はそのように人生をプログラムされたのです。


今回はその切なく涙の生涯の生き物達を紹介します。
何と言っても、まずはタコです。

タコの寿命は約1年でその一生の最後に、1度だけ繁殖を行う。タコにとって、繁殖は生涯最後にして最大のイベントなのであります。


タコの繁殖はオスとメスとの出会いから始まります。


タコのオスはロマンチックに甘いムードでメスに求愛します。しかし、複数のオスがメスに求愛してしまうこともあるので、そのときは、メスをめぐってオスたちは激しく戦います。
何しろ繁殖は生涯で1度きりにして最後のイベントであります。このときを逃せば、もう子孫を残すチャンスはありません。足や胴体がちぎれてしまうほどの、まさに命を懸けた戦いなのです。


この戦いに勝利したオスは、改めてメスに求愛し、メスが受け入れるとカップルが成立するのです。そして相思相愛の2匹のタコは、抱擁し合い、生涯でたった1回の交接を行い、その時間を慈しむかのように、じっくり味わいながら共に契りあうのであります。交接終了後、オスは力尽きるのです。。
その後、タコのメスは、岩の隙間などに吊るすように卵を産みつけます。


ほかの海の生き物であれば、産みっぱなしで、これですべてがおしまいです。しかし、タコのメスは、これから壮絶な子育てが待っているのです。卵が無事にかえるまで、巣穴の中で飲まず食わずで卵達を守り続けるのであります。卵がふ化するまでの期間は、冷たい海に棲むミズダコでその期間は6カ月から10カ月にも及ぶといわれています。
母タコは片時も離れずに卵を抱き続けるのであります。


危険にあふれた海の中では一瞬の油断も許されないのです。


母ダコは、ときどき卵をなでては、卵についたゴミやカビを取り除き、水を吹きかけては卵のまわりの汚れた水を新鮮な水に替えて、卵に愛情を注ぎ続けるのであります。
卵から小さなタコの赤ちゃんたちが生まれてくるとき、母ダコは、卵膜にやさしく水を吹きかけて、卵を破って子どもたちが外に出るのを助けるとも言われています。
卵たちが孵化する時、卵を守り続けた母タコにもう泳ぐ力は残っていません。子どもたちのふ化を見届けると、母ダコは安心したように横たわり、力尽きて死んでゆくのであります。。


これが、母ダコの最期であり、そしてこれが、母と子の別れの時なのであります。

前回も書きましたが、たった一回のタコの繁殖に神が祝福した受精卵の数は20万個です。。本当に祝福ですね。
タコをいただく時、背後にこの様な感動的な人生があるのを思い出して味わったらいかがでしょうか。。。


創造主、神は動物界のペアそれぞれ全てに、求愛と生殖器の祝福を与えられました。ここから私たち人間が学ぶことがたくさんありますね。